建設業は”いつまでも成長”できる。貪欲に学び、高度な技術を身に付けたい。
ー 普段の仕事内容について教えてください
主な業務は現場管理です。週に1回の工程会議や、毎日の朝礼で作業員さんに向け、役割分担を指示します。前夜の会議で急遽計画が変更となる場合もあります。わかりやすい説明を日頃から心がけています。現場では測量や丁張り作業をしています。写真撮影・整理も現場を管理するための大切な仕事です。そのほか複数の現場を見に回っています。
最近は、後輩に任せられる実務が増えたおかげで、現場代理人として複数の現場を眺められる時間を以前よりも確保できるようになりました。
ー以前の業務も教えてください。受賞歴もあるんですね
東日本大震災で被災したJR山田線のレール撤去、三陸鉄道リアス線(旧山田線)の復旧工事を担当しました。2019年、国土交通大臣顕彰という最高の栄誉を授かりました。
ー今の立場になった時期や、辛かった思い出は
同年代の男性とは10年以上の経験の遅れがあり、ずっと上ばかりみていました。
2005年頃、本格的に今のポジションに就かせてもらいました。周りの同年代と比べて私は遅いほうだったと思います。入ったばかりの頃、ひとつ上の先輩は高校卒業後すぐこの仕事に就いたときいて10年の差を縮めることはできないんだろうな、と思っていました。「すごいな、こんなこともできるのか」といつも上ばかり見ていました。
最近になって、ようやく当時の自分を客観的に振り返られるようになってきました。口を開けてポカーンとしていた何もわからない私に指導してくれた先輩たちがどれほど辛抱強かったか。感謝しています。
ー現場代理人として日頃どんなことを意識していますか?
"この人はどんな人?この現場はどのメンバー編成にすれば雰囲気がよくなるか?人を活かせる環境づくり"
代わり映えのしない作業をしていると思われがちですが、それは違うんです。現場やメンバー編成によっても雰囲気は変わります。当然ながら完成したものは一つとして同じものはありません。
併せて「この人はどんな人なのかな?」と想像をめぐらせ、その人が実力を発揮できるように、モチベーションが上がるように、といったことを常に考えています。ただ段取りをするだけではなく、その人が持つ良さや背景を活かせる環境づくりも「人」が好きな私にとって、充足感につながっています。
チームメンバーも、現場も、構造物の完成形も、そこに住んでいる人や使う人、通る人は毎回異なります。変化に富んでいるところがこの仕事の醍醐味でもありますが、現場の分だけ悩みや反省が生まれるのもたしかです(笑)もちろん現場の分だけ成長の機会があります。日々前向きにPDCA(計画・実行・評価・改善を繰り返すこと)をまわして常に、よりよい仕事をできるようにしています。
ー Uターン後、未経験の建設業に飛び込んだのは印象的ですね
”男女問わずやる気のある人歓迎”に引き寄せられました。私にもできることがあるのかな?と、珍しさに興味が湧きました。
求人票の”男性でも女性でも、やる気がある人ウェルカム”の言葉を目にした瞬間、引き寄せられました。Uターン後もサービス業を、と考えていたのですが「建設業界で私にもできる事があるのかな」と珍しさに興味がわきました。以前はサービス業で、日のあたる屋外で働いたことがなく、まったく違う世界だったんですけどね。ここで働けば何か新しいこと、変わったことができるんじゃないかとワクワクしたことを覚えています。当初は2ヶ月限定で、道路清掃のパートだったため合わなかったとしても大丈夫、と気負わず応募しました。
ー 勉強好きな倉澤さん、今後の豊富は?
専門知識、高度な技術をより学び、資格などを手に入れたい。挑戦し続けたいんです。
今関わっているメインの仕事現場は平田地区(釜石市)内に位置する複数の公園です。この現場に移ってきてから、直接地域の皆さんと対話する機会をいただけるようになりました。通りすがりに「いつもありがとうね」と声をかけてもらうようになって「地域に喜ばれる仕事がしたい」という気持ちが強くなりました。公共事業ではなかなか難しいことですが、後進にも地域の皆さんに喜ばれる仕事の魅力を伝えていきたいです。
今(2021年3月時点)この地域では漁港・水門工事が行われています。高度で専門的なスキルを求められる特殊な現場です。社員さんらが技術についてやりとりを交わしていると、私もより専門的かつこれまでにはなかったスキルを手に入れたい。経験したい、そう考えています。なんでも挑戦させてくれる会社なので(笑)
応募検討者へのメッセージ
社員の家族をも大切にしてくれる会社です。
長くこの会社にいるのでなかなかいいポイントがわからなくなっているのが正直なところです。
社風として、社員の家族も大切にするという雰囲気があります。いつも口下手な先輩も、身内に不幸があった時はさりげなく「大丈夫か」と声をかけてくれました。体調不良だった時は「何か悪いものでも食べたのか?」と優しさを含めた冗談を投げかけてくれ、心配してくれることもあります。
社員の家族をも大切にしてくれる会社です。
長くこの会社にいるのでなかなかいいポイントがわからなくなっているのが正直なところです。
社風として、社員の家族も大切にするという雰囲気があります。いつも口下手な先輩も、身内に不幸があった時はさりげなく「大丈夫か」と声をかけてくれました。体調不良だった時は「何か悪いものでも食べたのか?」と優しさを含めた冗談を投げかけてくれ、心配してくれることもあります。
何かあると必ず周りの社員が気にかけてくれて”自分は一人じゃないんだな”と思わされます。
長く働き続けるには、結婚の有無にかかわらず家族の協力が少なからず必要です。社員と、社員の家族をも大切にしてくれる会社で一緒に働きたい方をお待ちしています。
長く働き続けるには、結婚の有無にかかわらず家族の協力が少なからず必要です。社員と、社員の家族をも大切にしてくれる会社で一緒に働きたい方をお待ちしています。